2025.12.01
- 医療
リハビリ機器 磁気刺激装置「パスリーダー」を導入しました
栃木県小山市の回復期リハビリテーション病院、リハビリテーション翼の舎病院(病院長:長岡正範)ではリハビリ機器「パスリーダー」を導入しました。
パスリーダーは、磁気の力を使って筋肉を動かすリハビリ機器です。
自分の力だけでは動かしにくい筋肉に刺激を与えることで、動きをサポートし、筋力や体の動きの回復を目指していきます。
令和7年11月現在、栃木県内では当院含め3施設に導入されています。

当院の対象となる患者さん
- 脳卒中による運動麻痺や痙縮などの後遺症がある方
- 誤嚥性肺炎後などの廃用症候群の方
※ペースメーカーや体内金属がある方、てんかんやけいれんの既往がある方は、使用できないまたは注意が必要です。
パスリーダーの特徴
- 痛みや不快感が少ない
従来の電気刺激を使うリハビリ機器と比べ、痛みや不快感が少なく、痛みに敏感な方でも安心してご利用いただけます。 - 電極の貼り付けが不要
電極を皮膚に貼る必要がないため、今まで刺激を加えづらかった股関節・肩関節・臀部などの筋肉にも、服の上から刺激を加えることが可能です。プローブを当てるだけなので、刺激箇所の変更も容易に行えます。 - 様々な部位への刺激が可能
四肢や臀部などの大きな筋群だけでなく、小さな筋群である舌骨上筋群※に対しても刺激が可能です。
※舌骨上筋群:飲み込む動作に重要となる顎下部分の細かな筋肉の総称



嚥下障害に対する練習は様々ありますが、機器を使用した練習は限られています。
今回導入したパスリーダーは磁気刺激を用いての筋群への刺激が可能であり、痛みを伴わないことが最大のメリットです。
嚥下に関わる筋群は、顎下という場所に位置している小さい筋群であり、「ごっくん」の動きに最も影響している大切な部分です。パスリーダーを使うことで、その部位に対して、通常の練習に比べ短時間で多くの刺激を与えることができます。
さらに、パスリーダーによる刺激と実際の飲食物を用いた練習を併用することで早期の嚥下機能の改善に繋げることが期待されます。
PT・OT・STの各職種が、主治医と相談しながらパスリーダーを積極的に活用し、より効率的なリハビリテーションを実施できるよう取り組んでいきます。
問い合わせ先
リハビリテーション翼の舎病院
〒323-0028 栃木県小山市若木町1丁目1−2
電話番号: 0285-37-6107