2026.05.21

  • 介護

フレイル予防教室を行いました! 野木病院

こんにちは! 広報 イイジマです。

友志会では、地域にお住まいの皆さまがいつまでも健康でいきいきと暮らせるよう、
地域の健康増進活動に積極的に取り組んでいます。

野木町総合サポートセンター ひまわり館にて開催された、野木町の認知症施策の一つ「おれんじカフェ(認知症の方やその介護をされている方、関心のある方が気軽に集える憩いの場)」に、野木病院の作業療法士が講師として参加し、「フレイル予防教室」を開催しました!

当日は朝から日差しが強く気温も上がっていましたが、参加者の皆さまは涼しげな装いで元気に足を運んでくださいました。
今回はその当日の様子をレポートいたします!

講座はまず、「フレイルとは何か?」という基本的な解説からスタートしました。

フレイルとは?

健康な状態と、日常生活にサポートが必要な「身体機能障害」の中間の時期のこと。 加齢にともなって心身の活力が低下し、いくつかの持病(慢性疾患)の併存などが影響して、生活機能が障害され、心身の脆弱性(よわさ)が出現した状態を指します。

このフレイルを予防するためには、◆栄養 ◆身体活動 ◆社会参加 の3本柱をバランスよく底上げしていくことが非常に重要です。

今回はこの3本柱の中から、作業療法士が普段のリハビリでも行っている「身体活動」にスポットを当ててお話しさせていただきました。

普段の活動すべてが身体活動!

「身体活動」とは、スポーツやフィットネスだけを指すのではありません。
安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、骨格筋の収縮を伴うすべての活動のことです。

  • 家事(掃除機をかける、お風呂を掃除する)
  • 日常の動き(階段を上る、身の回りの活動)
  • 仕事や買い物

これらすべてが立派な身体活動です。ポイントは、どの年代においても「座らない」こと

日々の生活の中で、とにかく「座りっぱなしの時間を減らし、動く意識を持つこと」が維持のポイントになります。
(ちなみに今回登壇した作業療法士は、仕事中に毎日約8,000歩歩いているそうです!)👯

💡 一人で体を動かし続けるのが大変なときは…

お一人で運動を継続するのは根気がいるものです。そんな時は、デイサービスやデイケアを利用したり、
今回の「おれんじカフェ」のような集いに参加することも、社会参加を兼ねた「身体活動」の一環となります。

野木病院でも、皆さまの健康維持をサポートする以下のサービス・講座をご用意しております。
ぜひお気軽にご相談・ご参加ください。

介護予防フィットネスリハビリテーション AQUA

専門職的サポートを受けながら安心して取り組める介護予防リハビリテーションです。

ホームページを見る
健康教室
「第4回 野木病院 健康教室」のご案内

イベントの詳細やスケジュールが掲載されたパンフレットです。ぜひダウンロードしてご活用ください。

案内(PDF)をダウンロード

今日からできる!運動のポイントは「一品足し」

講座の中では、普段行っている運動にほんの少し工夫をプラスする「一品足し」のコツも伝授しました。

  • 例:ウォーキングの場合 いつもより少し目線を先(前方)に向けて、背筋が伸びるように意識して歩く。

ほんの少しの意識の違いだけで、体への負荷や運動効果が大きく変わります。 参加された皆さまは、メモを取ったり、大事なポイントに線を引いたりと、非常に真剣な眼差しで聞いてくださっていたのが印象的でした。

実践!みんなで体を動かしてリフレッシュ

お話のあとは、参加者の皆さまと一緒に実際に体を動かすエクササイズを行いました!

  1. ストレッチ(まずはしっかり体をほぐします)
  2. 10秒かけて立ち・座り
  3. 姿勢を意識しながらの踵(かかと)あげ
  4. 片足立ち

徐々に負荷がかかる運動へとステップアップ。
お一人おひとりの様子を見ながら回り、「背中が曲がっていないか」「バランスを崩しそうになっていないか」を丁寧にサポートさせていただきました。

皆さまからは「難しい!」「けっこう疲れる~!」といった賑やかなお声も上がり、和気あいあいとした雰囲気に。

運動後にお話をお聞きしたところ、「無理のない範囲で動けばいいって教えてもらえて、とっても良かった!」と、にこやかな笑顔でお話ししてくださいました。

最後は「お茶とお菓子タイム」でほっこり

運動をがんばった後は、おれんじカフェの名前の通り、皆さまでお茶とお菓子を楽しむ時間です☕

お茶を飲みながらお互いにコミュニケーションを取り合い、自然と仲良くなっていく皆さまの様子を拝見し、大変ほっこりとした温かい気持ちになりました🍊

おわりに

今回のフレイル予防教室を通して、日々のちょっとした意識や、こうした地域の集まりに参加すること自体が、健康で自立した生活を長く続けるための大きな一歩になると、改めて実感いたしました。

体を動かすことも、誰かとおしゃべりをすることも、まずは「無理のない範囲で、楽しく続けること」が一番の秘訣です。

野木病院は、これからも医療・リハビリの専門知識を活かし、地域の皆さまが笑顔で健康に暮らせる街づくりに貢献してまいります。

おれんじカフェにご参加いただいた皆さま、楽しい時間を本当にありがとうございました!
また地域の皆さまとお会いできる機会を楽しみにしております。

この記事を書いたのは…

広報 イイジマ
4月より入職しました、イイジマです。よろしくお願いいたします!
イイジマのイイは飯です。ごはんが大好きです。
猫と亀と暮らしています。