2023.09.08

  • 介護

野木町介護入門研修を行いました ひまわり荘

9月6日、野木町総合サポートセンターひまわり館にて野木町主催の介護入門研修が行われ、
介護老人保健施設ひまわり荘から5名の職員が登壇させていただきました。

介護職員による講話を中心に、看護職員、リハビリスタッフ、事務職員らがそれぞれの専門性を活かし、
多角的な方面からの介護についてのお話をさせていただきました。

最初は事務職員による介護保険制度のご説明を行いました。
そもそも介護とは?からはじまり、介護保険の仕組みや、利用できるサービスの概要など、
知っているようで意外と知らない、介護にまつわる制度についてお話しました。

続いては介護職員による、介護入門講話を行いました。
介護現場の実態の紹介や、目指すべき介護の在り方など、介護に携わる際の心構えや考え方などをお話しました。
職員の実体験に基づくエピソードや介入方法など、介護職員のリアルな声をお伝えしました。

つぎに、リハビリスタッフから、介護予防体操のレクチャーを行いました。
介護を予防するための方法として転倒防止策や、簡単な運動などを紹介しました。
体操のシーンでは、参加者の皆様もご一緒に身体を動かして参加してくださいました。

午前の部の最後は、介護士による三大介助についてのレクチャーです。
食事介助・入浴介助・排泄介助は、三大介助と呼ばれています。
それぞれの介助のコツや手順、注意点を1つ1つお話しました。

午後は看護師による、老化に伴う身体機能の変化についてお話しました。
老化とは、介護を必要とする状態とは、高齢者によくある骨折のパターンなど、
誰しもが経験していく老化について、事例を交えながらご紹介しました。

最後に、リハビリスタッフから日常生活を送る上で必要な基本動作のご説明と、
基本動作をサポートする福祉用具のご紹介と体験を行いました。

今回は多職種が協働する介護老人保健施設らしく、複数の専門職の目線から介護研修を行わせていただきました。
介護をする方もされる方も、介護に関わる全ての方にとっての「良い介護」が実現できるよう、
今回の研修や私たちのサービスが皆様の一助となれば幸いです。

ご参加いただいた皆様、この場にお誘いくださった野木町様、ありがとうございました。