2023.11.02

  • 介護

介護支援講座を開催しました けやきの舎

10月28日(土)に介護老人保健施設けやきの舎で介護支援講座を開催しました。

「介護は社会全体で支えるもの」という認識が定着しつつありますが、まだまだ家族の負担は大きいと言えます。
そのため、介護者の心身への負担軽減と、介護者同士で思いを共有する機会を設けることを目的に、
古河市役所高齢介護課との協同でこのような講座が開講されることとなりました。

今回は「知っておきたい認知症の基本と接し方、予防策」をテーマに、
当施設の作業療法士 時田治彦が登壇しました。

当施設、介護老人保健施設けやきの舎は認知症専門ユニットを有しているほか、
同敷地内には系列のグループホームももの舎の運営も行っています。
認知症ケア専門士が在籍しているほか、定期的な勉強会を開催し、
職員全体が認知症への理解を深めるための取り組みも行っており、認知症ケアに特化した施設のひとつです。

そもそも認知症って?といった認知症の基本から、認知症の方への接し方のポイント、
家族が認知症かもしれないと感じた時の対応、認知症を予防するためには?など、
認知症を理解するためのヒントとなるお話をさせていただきました。

認知症の方の尊厳を守りながらも効果的な誘導をするための具体的な声掛け、
対応の紹介では、「これは参考になります」とご感想を聞くことができました。

ご参加の方からは「今回の話を聞いて、介護している家族への接し方を変えてみようと思った」
「認知症の主な原因が5種類もあるとは知らなかった」
「つい感情的になってしまうことがあるが認知症の人の立場になって理解してあげたい」
とご感想が寄せられました。
これからも、介護・ケアサービスの提供を通じて「する方もされる方も無理のない介護」を
実現するための一助となれるよう、努めてまいります。