2024.10.04

  • 医療

レポート!健康について楽しく学ぶ 石橋総合病院 病院まつり

こんにちは!広報の鈴木です。
今年発表の住みよさランキング(東洋経済新報社)において栃木県内1位を下野市が獲得しました👏下野市は人口ひとりあたりの医師数が全国1位!医療の充実に加え、公園の多さや子育てのしやすさなどで高い評価を受けたそうです。

そんな下野市にある石橋総合病院では実に5年ぶりとなる病院まつりを開催しました!当日の様子をお届けしたいと思います。

石橋総合病院 病院まつりは、地域の皆様に当院のことをもっと知っていただき身近に感じていただければと、開催をしています。
令和元年を最後に新型コロナウイルスの影響で中止やごく小規模での開催をしてきましたが、実に5年ぶりに通常開催をすることができました!お子様からご年配の方まで、健康について楽しく学ぶことができるイベントとなっています!

当日の様子はとちぎテレビの「とちテレNEWS9」内で紹介いただきました。

救急フェアと同時開催

当院の病院まつりは石橋地区消防組合様の救急フェアと同時開催!
普段接することができない、消防車や救急車などの緊急車両が展示され、実際に乗ることができます!
また、消防士の防火服を着て記念写真を撮ることや、院内でAEDや心臓マッサージなどの応急処置の体験することができるなど、充実した内容となっていました!

特に今回は災害時において長期にわたる活動を支援するためにトイレやキッチンなどを備えた支援車の展示も!
「広いね~」「住めちゃうね!」などなど、ほとんどの方が初めて見た支援車の広さに驚き!😲多くの注目を集めていました!

ステージや屋外では医療講演やショー!

大会議室や屋外では、医師による医療講演をはじめ、理学療法士の体操やコンサートなどで病院まつりを盛り上げていただきました!
当院で肩・肘外来外来を担当している自治医科大学整形外科准教授 笹沼秀幸先生による「肩の悩みに関する講演」では、肩の痛みの中でも2大疾患と言われている腱板断裂・凍結肩(四十肩、五十肩)の症状や治療法を中心にお話いただきました。

笹沼秀幸先生

講演後の来場者の方からの質問では、肩の悩みだけでなく腰痛や膝痛についての質問もあり、肩に限らず整形外科領域の悩みを抱えておられる方は多いんだなと感じました。

そして、笹沼先生の講演後は当院リハビリテーション科の理学療法士による講演と体操に移ります。
まず、当院で10年以上に渡り続けられている、石橋地区での野球健診の活動についてお話しました。

その後は今年の夏の甲子園出場の際に、石橋高校野球部に帯同をした理学療法士の宇賀神さんによる肩関節の体操で、来場者の皆さんと一緒に体を動かしました。

アニマルバルーンパフォーマーのザーキー岡さん。
あっという間に動物や昆虫の風船を作り上げ、その生態や豆知識を織り交ぜたトークで会場を楽しませていただきました!
上三川少年少女合唱団の皆さん。童謡からディズニーメドレーまで素敵な歌声を聞かせていただきました。
地元ダンスチーム「Shiny☆Stone」によるステージ 総勢90名の子どもたちによるダンスを披露いただきました!

体験コーナー

院内では医療に関する様々な体験をすることができました。
視界が遮られるゴーグルや手足に重りを装着することで高齢者の疑似体験ができるコーナーや、エコー検査の際に体内の様子を見る機器を使って、ゼリーの中を見てみたり、調剤体験や病院のスタッフになりきって記念写真が撮れるなど、どのブースもたくさんの人で溢れかえっていました!
病院は医師や看護師にスポットが当てられることが多いですが、多くの職種が協働していることがお伝えできたかなと思います。

高齢者疑似体験コーナー 視覚や聴覚、身体の動きを制限することで、高齢者がどのような状態で生活をしているかを体験することができます。
院長も体験!(笑)
看護師になりきって診察室でピース! 他に手術着なども用意がありました。
超音波体験 ゼリーの中身は何かな?
子ども調剤体験。分包機でお薬を一つずつ袋詰めしていきます。
ピンクリボン活動 触診モデルを使って乳がんのしこり、皮膚のくぼみなどを確認することができます。
リハビリスタッフによるロコモチェック。立ち座りや歩行、階段の昇り降りなど、移動に関わる機能が年相応かどうかを評価していきます。

地元の飲食店に出店いただきました

そして、やはりお祭りにはグルメがかかせないですよね。
今回、地元の飲食店さんにもご協力いただき出店いただきました!

まとめ 当院のことを知っていただくきっかけになれば

 正直なところ、病院まつり自体5年ぶりの開催で、当時定期的に開催をしていた市民講座など、当院に気軽に足を運んでいただける機会が全く出来ていない状態でしたので、「全然人が来ないんじゃないか…もう石橋総合病院のことなんてみんな忘れてしまっているのでは…」と心配していたところもありました。
しかし、当日は有難いことにご家族を中心に、令和元年の来場者を大きく上回るたくさんの方にご来場いただくことができました!
 病院まつりを機会に、地域の皆さまの健康に対する意識を高く持ってもらうことはもちろんですが、今回の体験が未来の担う子供たちの職業選択の一助となっていれば嬉しく思います。
 ご来場いただきました皆さま、ご出店・ご協力いただきました皆さま本当にありがとうございました!!

カンピくんと鈴木 おしまい