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認知症看護研修をおこないました

2023 11/28

団塊の世代が全員後期高齢者となる2025年には、高齢者の5人に1人にあたる700万人が認知症又はその予備軍になると推定されています。今後もさらに増加すると考えられている認知症の方への対応を学ぶために、石橋総合病院から認知症看護認定看護師の金田主任をお招きして認知症看護についての研修を行いました。

石橋総合病院ホームページ

認知症看護認定看護師とは救急看護、がん化学療法看護、感染管理など日本看護協会が認定する21ある資格のひとつです。

認知症看護認定看護師とは…
認知症の患者さんとその家族の支援に関する最新の知識と技術を習得し、水準の高い看護の実践ができる看護師をいいます。発症から終末期まで、状態を総合的に見ながら各期に応じたケアを行い、ケアの体制づくりや家族のサポートをします。患者さんの意思を尊重し、その権利を守りながら症状の予防や緩和にも取り組みます。

日本看護協会ホームページより

当院からは外来・病棟の看護師はもとより、普段患者さんとかかわりをもつリハビリスタッフ、薬剤師、透析スタッフなど50名近くのスタッフが参加をしました。

研修は認知症についての基礎的な内容から、認知症によって起きる症状や行動、その背景、対応について石橋総合病院での経験を交えながらお話いただきました。
高齢化社会に伴い、スタッフひとりひとりに求められるスキルも大きくなってくると考えられます。
今後も当院では定期的な勉強会を行いながら、必要な知識やスキルに磨きをかけていきたいと思います。