お知らせ NEWS
野木病院では、地域にお住まいの皆さまがいつまでも健やかに、笑顔で暮らせる地域づくりを目指し、さまざまな健康増進活動に力を入れています。
先日、野木町総合サポートセンター「ひまわり館」にて開催された、野木町の認知症施策「おれんじカフェ」にて、当院の作業療法士が講師を務める「フレイル予防教室」を実施いたしました。


■ 「フレイル」を知り、予防の第一歩を
講座はまず、「フレイルとは何か?」という基本的な解説からスタートしました。
フレイルとは?
健康な状態と、日常生活にサポートが必要な「身体機能障害」の中間の時期のこと。 加齢にともなって心身の活力が低下し、いくつかの持病(慢性疾患)の併存などが影響して、生活機能が障害され、心身の脆弱性(よわさ)が出現した状態を指します。
講座では、健康な状態から要介護状態へ移行する中間の段階である「フレイル」について解説し、予防に不可欠な「栄養・身体活動・社会参加」の3本柱をお伝えしました。
特に今回は、リハビリのプロである作業療法士の視点から「身体活動」にフォーカス。
家事や日常の動作も立派な身体活動であり、一番のポイントは「座りっぱなしを減らすこと」であると解説しました。
無理なく続けるためには、こうした「おれんじカフェ」のような集いに参加すること自体が、非常に重要な社会参加・身体活動となります。

日々の生活の中で、とにかく「座りっぱなしの時間を減らし、動く意識を持つこと」が維持のポイントになります。
(今回登壇した作業療法士は、仕事中に毎日約8,000歩歩いているそうです!)
■ プロが教える「一品足し」の運動術
講座の中では、普段行っている運動にほんの少し工夫をプラスする「一品足し」のコツも伝授しました。
- 例:ウォーキングの場合 いつもより少し目線を先(前方)に向けて、背筋が伸びるように意識して歩く。
ほんの少しの意識の違いだけで、体への負荷や運動効果が大きく変わります。 参加された皆さまは、メモを取ったり、大事なポイントに線を引いたりと、非常に真剣な眼差しで聞いてくださっていたのが印象的でした。

実践!みんなで体を動かしてリフレッシュ
実際に体を動かすエクササイズを行いました!


- ストレッチ(まずはしっかり体をほぐします)
- 10秒かけて立ち・座り
- 姿勢を意識しながらの踵(かかと)あげ
- 片足立ち
徐々に負荷がかかる運動へとステップアップ。
お一人おひとりの様子を見ながら回り、「背中が曲がっていないか」「バランスを崩しそうになっていないか」を丁寧にサポートさせていただきました。
「難しい!」「けっこう疲れる~!」といった賑やかなお声も上がり、和気あいあいとした雰囲気に。
運動後にお話をお聞きしたところ、「無理のない範囲で動けばいいって教えてもらえて、とっても良かった!」と、にこやかな笑顔でお話ししてくださいました。
最後は「お茶とお菓子タイム」でほっこり

運動後のティータイムでは、皆さまで会話を楽しまれ、会場は和やかな空気に包まれていました。
こうして地域の方同士が交流する温かな場こそが、健康寿命を延ばす最高の環境だと改めて実感しております。
当院では、専門職がサポートする介護予防リハビリテーション「AQUA」や、定期的な「健康教室」を通じて、皆さまの健康維持を全力でバックアップしています。
これからも野木病院は、医療とリハビリの専門知識を活かし、皆さまが地域でいきいきと暮らせる街づくりに貢献してまいります。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
【野木病院からのご案内】
お一人で運動を継続するのは根気がいるものです。そんな時は、デイサービスやデイケアを利用したり、
今回の「おれんじカフェ」のような集いに参加することも、社会参加を兼ねた「身体活動」の一環となります。
野木病院でも、皆さまの健康維持をサポートする以下のサービス・講座をご用意しております。
ぜひお気軽にご相談・ご参加ください。